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新居紙器は1947年の創業以来、ダンボール商品の製造一筋でやってまいりました。
近年、業界内においても資金力のある大手企業が同業中小会社のM&Aを繰り返すことで市場の支配力を高めております。このような中、設備や資金力に劣る弊社では価格競争に巻き込まれると太刀打ちもできなくなります。また差別化を図ることも次第に困難になっていることから、非常に強い危機感を持ちはじめていました。
ちょうどその頃、私はある洋菓子店のシェフと出会いました。シェフは今使っている別注のパッケージについて不満がありました。1度に注文できる量が多すぎるため費用がかさんでいたのです。その上、使い切るのに何年もかかるので保管スペースもとり、とても使い勝手が悪かったのでした。素材は違えど同じ箱を製造している者として何とか解決できないものかと、独自に小ロットでも低価格で製造できるオリジナルのパッケージを考えました。
それをシェフにお見せしたところ大変喜ばれ、自分と同じように他にも困っている仲間がたくさんいるから手伝ってあげて欲しいと頼まれました。
このことがきっかけで2009年にオリジナルパッケージの製造・販売を試験的に始めました。他のシェフからも大変ご好評をいただき、また他業界の方々からも次第にご依頼が来るようになったことを受け、2015年より本格的に紙器事業として誕生することとなりました。
今後は長年培ってきたダンボール事業のノウハウと組み合わせながら紙器事業を第二の柱として確立させ、今まで以上にお客様に喜んでいただける製品をご提供してまいります。
どうぞこれからのアライ式にご期待ください。
私たちは、お客様からのご相談事やご依頼に対して「どうすれば喜んで頂けるのか」を第一に考えて取り組んでまいります。一意専心で作り上げた製品を誠心込めてご提供することで、ひとつでも多くの「ありがとう」を生んでいきます。「顧客」を「個客」として考え、お客様の「?」を「!」に変えるような製品を作り上げていくことで、お客様は再びお客様として来ていただき、新たなお客様も生まれ永続的に顧客を創造することができます。顧客が増えると雇用の創出にもつながります。企業というものは特に雇用を通じて地域社会と深く結びついていると当社は考えております。
また、今日の当社があるのは、お客様や社員、仕入れ業者様の存在だけでは決してありません。例えば、工場の操業に関わる電力会社や配送時に何気なく使用している高速道路などの公共物、そして常日頃お世話になっている方々もいらっしゃります。社会なくして企業は存在しません。企業である以上、社会還元は使命でもあります。世のため人のために役立ち、いつまでも地域・社会に喜んでもらえる存在であり続けたいです。
新居紙器株式会社
取締役会長|新居 章良
代表取締役社長|新居 慶二
八尾工場長|古川 泉
本社・八尾工場
〒581-0039 大阪府八尾市太田新町8-218
TEL (072) 949 - 2744
FAX (072) 948 - 1024